JIYU、自由、じゆう。

29歳、何事も続かない私の頭の中です。タイトルが思い付かず、好きな言葉を並べてしまいました。

まともな家の子供はいない

私のことかと思った。

しかも、3,4年前の。

その当時、理由は違えど父が仕事に行かず、
何をするでもなく、家事をするでもなく、
ずうっと、家にいた。

母は仕事をして、家事をしていた。

妹は、特に何も考えていなかった(ように見えた。)

その状況にイライラしていた。

主人公は、中学生、当時の私は20代半ば、歳の差はあるが、主人公の気持ちはほとんど当時の私の気持ちだった。驚いた。

さすがに今は働くことの色々な苦悩とか、面倒くささ、大変さが分かるので同じようにイライラはしないはず。(そうであれ。)

今になると、主人公の母親の気持ちも理解出来る。
実家を出て、働き、好きな人と生活する、という体験をして、理解できるようになった。

だから、昔の自分を見つめているような、奇妙な心地だった。

中学生の時に考えるようなこと、大人になってから覚えているだなんて凄いなぁと思う。

思いだそうとすれば、自分も思い出すか。

まともな家、確かにそれってどんな家?
まともな人って、誰?