JIYU、自由、じゆう。

29歳、何事も続かない私の頭の中です。タイトルが思い付かず、好きな言葉を並べてしまいました。

勝手にふるえてろ

最後の最後に名前がでてきた、二こと霧島くんは、
少し私の恋人と似たタイプで、主人公のヨシカは少し自分と似ているように感じる。

どこが。
「どうして私のこと分かろうとしてくれないの」
と喚くところが。

さすがに妊娠したと嘘をつくことは出来ないが。


喧嘩をしたときの、あの相手の、
心底愛想を尽かしたような目は恐怖だ。

綿谷りささんの作品を読んでいると、
ぐっと胸になにかが迫り、息が苦しくなるときが
一回はある。

なんだろうか、経験していないことでも
経験したかのようにリアリティを感じる。


最後に「ほっとした」というセリフが出てくるが、

こっちもほっとする、結末だった。