素直じゃないなぁ。
昨日彼の買い物に付き合っていたとき。
スーツをあれやこれやと試着しては、
私がチェックする、というのを繰り返していた。
まぁ、見てほしいと言われているのだから、
格好よくみえるスーツを選ぼうと私も真剣に
チェックしていた。
すると彼がぽつりと
「なんかお母さんみたいだね」
この場合のお母さんみたいは、どちらかと言えば
褒めている。お節介だなぁ、というニュアンスではない。
当たり前だ。見てほしいと言われているのだから。
けれど、素直じゃないので、つい
「お母さんって全然嬉しくないよ~」と言ってしまう。
これも嘘ではない。
お母さん自体は憧れるが、彼から言われると
女じゃなくなったように感じたのだ。
だってお母さんのこと女としてみる息子って
そんなにいないでしょう?
ただ、彼が言ったことは分かる。
私も彼の優しさがお父さんみたい、と感じたことがあるから。
安心感があって大きな優しさ、だったときにそう感じた。
まぁ、そのうち本当にお母さんになるんだし、
いっか。
無事に格好よくみえるスーツを買うことが出来ました。