おおかみこどもの雨と雪
私何かおかしくなっちゃったんじゃないの?
と思うくらい、序盤から泣いた。
出逢ってからの日々で描かれているはなの姿に
無性に心を射たれた。
理由が分からないのだ、
何故涙がとまらない?
世の中に不満をもたずに、否定せずに、
全てを受け止めて、生活する姿。
これを書いていて分かったけれど、
はなの、全てを受け止めて、笑っている姿に
激しく揺さぶられたんだ、
あれって、並大抵のことじゃない。
自分の理想の姿でもあるけど、程遠く、
無理だろうな、と思っている姿。
昔ヨガの座学で、人は自分に無い要素に出逢ったときに心が動く、つまり感動する、と習ったが
まさにそれだ。
あまりにも求めている姿だったから、こんなにも感動したんだろう。
愛が溢れた映画だった。
ところで、
この映画をみたのは初めてではない。
が、以前みたときには「なんかイマイチな映画だな」という感想だった。
あのときの私と今の私は母親になる、という想いの強さが違う。
母になったとき、またみてみよう。